ここでは寺院での仕事を紹介します。
仏具の状態により、クリーニングや修復を判断します。
傷みが極めて少ない場合、本堂内でクリーニングを行います。
また傷みがある場合は、職人の工房にて塗り代えを行います。
立て替えや法要の前に、長期間お預かりしての施工も可能です。
人天蓋の洗浄作業 |
前机の塗り替え |
元々の造りがしっかりしているので、金箔や彩色の痕跡が残っています。細工の彫りもキレがあります。
この前机は、約150年ほど前の前机です。
細工に彩色が施され、豪華な細工になっています。傷みが多く、全体的にずれが出ているので、木地を直し、締め直しを行いました。
150年ぶりに、新しい塗り、彩色が蘇りました。
登高座一式塗り替え |
ご内陣漆磨き |
こちらはお宮殿の上盤の漆磨きです。
普段、お手入れをしていてもどうしても曇ってきてしまいます。この場合は、手磨きを行います。
時間をかけて磨き上げていくと、元の光沢がよみがえります。上部に置かれたお宮殿が映り込むほどの磨き上げになりました。