彩色仏像の修復 |
修復前の彩色仏像
この彩色お地蔵さまは、約100年以上前ものだといわれています。
経年劣化により、彩色が剥がれてきており、各部分にゆるみが出てきて、下地が出ています。
このままでは、傷む一方だということで、本格的な修復の依頼を受けました。
修復後の彩色仏像
数か月の時を経て、当時の姿を復元しました。
木地の傷んだ部分は入れ替えを行い、各部分締め直しを行うことで、今後も数十年、数百年間に渡り、皆様に拝まれることができます。
また、当時の職人により、極めて細かい彩色が施されており、その模様を確認しながらの修復となりました。
欄間の修復 |
寺院用欄間〜修復中〜
この欄間は、寺院建立当時から飾られていたもので、立替と同時に修復を依頼されました。
彩色職人の手により、美しく、華やかな欄間に生まれ変わりました。
欄間の修復〜完成時〜
本堂が完成すると同時に欄間を取り付けました。
新しい本堂に相応しい欄間として、外陣に入られた方の目を楽しませてくれると思います。